親の経営する小さな食堂を、子供の時から見てきている息子がDXする体験記。前回は食堂の中でのお仕事を書き出したので、それに関連するデジタルツールについてまとめてみたいと思います。
食堂の仕事内容としてはホールでの業務と厨房での業務、その他多くの業務がありました。その業務に対してどのようなサービスや業務改善に役立つデジタルツールがあるのかざっくりとまとめてみました。
食堂の仕事内容と便利なデジタルツールをざっくりと
ホールの仕事
- 店内の掃き掃除・拭き掃除
(ほうき・布巾→ロボット掃除機) - 電話予約受付・台帳書き込み
(電話・紙→WEB予約・予約管理システム) - 席の案内
- 注文受付
(メモ→ハンディでの注文受付、セルフオーダー、テーブルオーダー) - 厨房への注文の伝達
(メモ・口頭→ハンディから厨房のプリンタとの連動、またはディスプレイ表示) - 配膳・下膳
(配膳ロボット) - 会計
(紙伝票と電卓→POSレジシステム) - 食器洗い・整理整頓
(自動食洗器) - レジ締め
(電卓→POSレジシステム)
キッチンの仕事
- 仕入れ
(店頭・電話・FAX→ネットからの注文) - 仕込み
- 調理
- 調理器具の清掃
- 調理場清掃
その他の仕事
- 集客
(チラシ→HP、SNS、WEB広告、google対策) - 顧客管理
(ノートと記憶→顧客管理システム) - 売上管理
(ノート→POSレジシステム) - 労務管理
(労務管理システム) - シフト管理
(紙のシフト表→シフト管理システム) - 求人
(紙の求人広告→求人サイトの利用) - 教育
(口頭→マニュアル作成システム) - 備品や消耗品の発注
(店頭→ネットからの注文) - 各種支払い業務
(コンビニ支払い・銀行振込→クレジットカード支払いへの移行)
調べてみると、便利なシステムが数多くありました。システムでどんなことが解決できるのかが見えてくると、改善したい個所が沢山見えてきました。
ただ小さな食堂にとって気になるのはシステムの導入コストや利用料。
次回からは、食堂のDX化のために各デジタルツールのサービス内容やかかる費用について調べていきたいと思います。