食堂のDX体験記

無料で使える飲食店向けの仕入・発注システムを試してみました。

食堂のDX体験記

親の食堂のDX体験記。食材の発注はマスター(父)の仕事。ほぼ毎日、取引先の卸業者さんに電話をかけて食材を注文しています。電話では履歴が追えないので、「言った言わない」が発生し、思いがけずに欠品が出る場合もあります。そこで、スマホで簡単に発注できて履歴が追えるような発注システムを試してみました。

親の食堂では、食材の発注は電話。毎日、どこかの取引先に電話をかけています。親の食堂の冷蔵庫は大きくないので、酒屋さんに関しては2日に1回のペースで電話しています。その他食材、調味料、備品の発注を合わせると、毎月30回以上、発注の電話をかけている計算になります。

電話での発注では、言い間違いや聞き間違い、発注のし忘れも起こりえますし、必ず取引先の営業時間中に電話をかける必要があります。

親の食堂では夜に食材が不足することが多いので、夜の業務終了後に食材の在庫状況を確認して発注して、朝の早い時間に取引先に確認してもらえるのが一番効率が良かったりします。

そこで、取引先の営業時間外でもスマホで発注が出来て、発注した内容が後で確認が出来るような仕入・発注システムを調べてみました。

無料で使える飲食店向けの仕入・発注アプリ

飲食店向けの無料の仕入・発注システムを調べたところ「PlaceOrders」「OrderTime」「食べログ仕入発注」というアプリがありました。

どのアプリも、初めに飲食店側でアプリを操作して、発注先(取引先の卸業者さん)と商品名を登録する必要があります。始めの登録作業は大変ですが、登録が終われば数回のタップで発注がかけられます。なお、発注先の登録時に、メールで発注するのかそれともFAXで発注するのかを登録する必要があるため、まずは取引先の卸業者さんに電話して、メールやFAXで発注を受け付けてもらえるのかを確認する必要があります。

PlaceOrdersについて

「PlaceOrders」は、飲食店.com が提供する、発注アプリです。飲食店.comの無料会員登録をすることで、無料で利用できます。ただし無料プランでは月に30回という発注回数の制限があります。親の食堂では30回を超える可能性があるため利用しませんでした。

OrderTimeについて

「OrderTime」は飲食店側は無料で利用できますが、発注先に「BtoBプラットフォーム受発注ライト」という有料のサービスでの受注をお願いする必要があります。親の食堂からの注文だけで、受注方法を指定するのもちょっと難しいかなと。

食べログ仕入発注について

「食べログ仕入発注」は、食べログが提供する発注アプリです。食べログの無料の店舗会員登録をすることで、無料で利用できます。発注回数は無制限で利用できます。また、発注先の情報や商品の登録がエクセルを使用したCSVで登録できるので、簡単に登録できます。また、FAXが何かのエラーで届かなかった場合はその旨メールが届きます。また操作画面もシンプルで一番使いやすかったです。

食べログ仕入発注の操作画面について

発注したい取引先をタップします。
仕入れたい材料の量をタップで増やせます。
納品希望日を選択して、確定を押すと取引先にメールまたはFAXで発注書が届きます。

まとめ

発注システムを利用するにあたって、発注先にメールやFAXでの注文を受け付けてもらえるのかを確認したときに意外だったのが、メールでの発注を受け付けている取引先が少なかったことです。「FAXは毎日確認するのですが、メールは見るものが限られていて、見落とす可能性がありますので…。」という話もありました。そのため取引先への発注方法の9割はFAXでの連絡となりました。