食堂の座敷の掃除をロボット掃除機に任せてみた！ロボット掃除機と畳の相性について

親の小さな食堂のDX体験記。お客様に心地よく食事をしてもらうために、毎日の掃除は欠かせません。ただ2人で切り盛りするお店では、目が行き届かい部分もチラホラ。ロボットに任せられる部分は任せて、他の箇所の掃除やサービスを向上。それこそDX。というわけで、ロボット掃除機を導入してみました。

夫婦2人で切り盛りする親の食堂では、ホールの清掃業務は母親の仕事。開店前の1時間でホールの掃除などの開店準備をします。掃除の中で、座敷の掃き掃除やホールの床の拭き掃除の比重は高く、掃除する際には、椅子や机を移動させるので結構な力仕事なんです。高齢なの母親にはなかなか大変な仕事になってきています。

そこで、掃き掃除や拭き掃除の負担を減らして、その他の清掃やサービス向上につなげようと、ロボット掃除機を導入してみました。その体験記をまとめます。

食堂の座敷の掃き掃除をロボット掃除機に任せてみた

そういえば畳でロボット掃除機使ったことないなぁ。。

私の家でロボット掃除機のルーロ(メーカー：Panasonic　型番：MC-RS200）を利用しているのですが、畳では使ったことがないので、まずはロボット掃除機が畳で利用できるのかどうかgoogleで調べてみました。

googleの検索上位に表示されていた畳店のホームページには、以下のようなマイナス面が書いてありました。

…座敷の畳がボロボロになっても困るなぁと思いながら、さらに調査を進めました。

ルーロのマニュアルに畳のことが書かれているのは2か所で、ひとつは注意点として「古い畳などでは使用しない(破損・痛みが拡大する原因)」と書かれてあり、もうひとつはは、「畳に充電台を設置する場合は畳の目に合わせて置きましょう」といった、畳で使う場合の説明でした。

なので、古い畳ではない限り使えそうです。

また姉の家では、ロボット掃除機のルンバ(メーカー：iRobot　型番：MA 01730 USA)を使っているので、そちらのマニュアルも確認しました。

ルンバのマニュアルには、畳のことが書かれている箇所はありませんでした。アメリカのメーカーの製品なので、そもそも対象外の可能性もあるかもしません。

実際に、座敷にルーロとルンバを持ち込んで、ロボット掃除機2台で掃除してみました。

結論から言うと、ルーロもルンバ何も問題がありませんでした。畳でもロボット掃除機は普通に使用できます。心配していた、同じ個所を集中して掃除することもありませんでした。

また、座敷においてある高座椅子の下に潜って掃除をしてくれるため、椅子を移動する必要がありませんでした。さらに座敷の隅から隅まで掃除してくれるため、壁際の床に落ちた砂壁の砂もきちんと吸い取ってくれて、いつも以上にキレイになりました。

掃除機なのでそれなりの音がなります。隣の部屋でロボット掃除機が動いていると、ちょっと気になるレベルの音です。ちなみにルーロよりもルンバの方が音が大きいです。

音はやっぱり気になるので、食堂の営業終了後にロボット掃除機を起動させて、誰もいない間に掃除を終わらせるのがいいと思います。

座敷の掃き掃除は時間がかかる作業なので、ロボット掃除機に任せられるのはかなりの負担軽減につながりました。また時間をかけて隅々まで掃除してくれるので人が掃除するときよりもモレがありません。

ちなみに、営業時間後にロボット掃除機を使うことを提案しましたが、食堂の2階が母屋なので、「夜中にお店でロボット掃除機が物にあたる音が気持ち悪い」ということで、今はロボット掃除機と一緒に開店準備をしています。